【家づくり】木造アパートを解体して賃貸併用住宅を建築する話006 住宅展示場訪問②

初めての住宅展示場訪問

たくさんあるハウスメーカー

住宅展示場にはたくさんのハウスメーカーが軒を連ねていました。
モデルハウスの前に「地震に強い家」「災害に強い家」「狭小住宅に強み」
「2世帯住宅」など各ハウスメーカーが力を入れていることが分かるように
のぼりが立っています。

その中に今住んでいる家のリフォームを行った住友不動産もあり、当時も苦労してリフォームを
考えたなぁーと感慨深い気持ちになりました。
#今の自宅は住友不動産の新築そっくりさんでスケルトンリフォーム(フルリフォーム)をしています。

訪問したのが夕方くらいの時間だったためか人はまばらでした。
商工会議所と提携していると話を聞いていたパナソニックホームズだけひとまず訪問してみようかと
妻と話をして、勇気を出して初めてモデルハウスに足を踏み入れました。

パナソニックホームズ訪問

いよいよ初めての訪問です。
モデルハウスの前(もしくは中)には、どこのハウスメーカーも受付をしてくださる方が
いますが、今回の場合は中にいらっしゃいました。
お声がけをいただきまして、本日はどのようなご予定でと話が合ったので
「いま現在築50年以上のアパートがあって解体してなにか建てようかどうしようか悩んでいる。とりあえず見学しに来ました」と話をしました。
すると、「少々お待ち下さい」と言葉とともに飲み物いかがですかと聞かれましたので
珈琲、紅茶をお願いしてしばらく待っていました。

当時は「ちょっと見学をしにきただけだから、そんなに話とかいいのに」と思っていましたが、
いま考えるとハウスメーカーからしてみると、本当にふらっと訪問してくる人が多い中、
少しでも見込みがある(ありそうな)お客様がきた際とで応対が違うようですね・・・。

しばらく待っていると私たちよりも年上の男性の方が現れて挨拶されました。
丁寧に名刺を見せていただきながら現れたのは店長さんでした。

現状についての会話

受付の方にお話ししていた内容を簡単にお話して訪問した経緯をお伝えしました。
店長さんはすぐさま住所はどちらになりますか?と聞かれましたので
お伝えしたところ、グーグルマップ等を用いてすぐにこちらですかね?と質問されました。

そうです。これです。と実際にグーグルマップの衛星写真から建物を確認してもらいました。

「何か不思議な建ち方をしていますね。」と写真を見ながら店長さんが呟いたところ
妻が「昔、不思議な土地の形状ということでテレビが取材にきたことがある」と話していました。
#はじめて聞いたのでびっくりです。不思議な形状ってなんだ?

店長さんも「確かに見たことないですね。ここに建物がありますが、ここは道路ではないのですか?」と。妻も「道路ではなく、ここは私有地です。この周辺は各近隣所有者と保有している私道になります。」と。。。
その時点での私は予備知識がなく土地建物についても調べていなかったのでなんのことやらさっぱりです。いまはある程度分かり、確かに特殊な土地であったことは分かりましたが・・・

土地活用方法の選択肢

現状の会話を終えたあと、現地等見てみないと分からないがいくつか土地活用方法には選択肢がありますと。ご提示いただいた選択肢は以下です。

1.アパートを解体して新しいアパートを建築する
2.アパートをリフォームする

将来的にいま住んでいる自分たちもどうするかという話があることを伝えました。
今の部屋は10年前にフルリフォーム済であるが、間取りが1LDKのため、今後子供が生まれた時などには手狭になる。両親と同居しているが、高齢になったときに介護等で近隣にいたほうがよいと考えていること。

追加要件により、アパートを解体してマイホームを建てるだけでは広すぎるのと
ローンも大変かと思うので、賃貸併用住宅にしてはどうかという話が出てきました。
#私はこの時に賃貸併用住宅なるものをはじめて知りました。

賃貸併用住宅とは

賃貸併用住宅とは、一部分をアパートなどの賃貸住宅として貸し出せるようにしつつ
賃貸用の部屋とは別にマイホーム部分を建築するものです。

全体の広さの半分以上がマイホーム部分となっていれば、住宅ローンで借入を行い建築することが可能で近年少しづつ浸透しているようです。

※アパート建築で借入をする際には住宅ローンと比べると金利が圧倒的に高いです。
住宅ローンは自身が住む(居住する)目的で借入をするため金利が安く設定されています。
ただし、住むことが前提のため住宅ローンで借入して建築した物件を賃貸に出すなど投資目的で利用すると罰則(貸し付けを行った金融機関から一括返済を求められるなど)がある場合があります。

基本的にはマイホーム建築ですら考えることがたくさんあるにも関わらず
加えて賃貸経営もとなると躊躇することのほうが多いです。ハウスメーカーの謳い文句としては
一括借り上げ(サブリース)を行うので安心です。という言葉ですが、
世間を賑わした「かぼちゃの馬車」問題もありますのでやはり躊躇はしますね・・・。

初めての訪問終了

上記のとおり現状の話をしつつ、相談をしただけで本日の訪問は終了しました。
コロナ過ということもあり、訪問者情報を紙に記載したのみで、
また来てください。ご相談にのりますのでということで終わりました。

この時点で、よく考えたらモデルハウス内を一回も見学していないことに気づきましたが、
既に20時頃になっており、周りのハウスメーカーの明かりが消えていました。
#おそらく3時間くらい話し込んでいたかと。

住宅展示場でハウスメーカーを訪問するともっと盛大に売り込みがかかるかと
思っていたので拍子抜けでした。

ひとまずこれで初めての住宅展示場訪問は完了しました。

住宅展示場訪問2回目

住宅展示場について調べる

家に着いてから妻とも1社だけの話を聞いていても分からないから
他のハウスメーカーの話も聞いてみたいねという話をしました。

そこで他にも家から近い場所にいくつか住宅展示場があったのでそこに行ってみようかと
いう話をしたのですが、折角なので少し足を延ばして大型の展示場にいったほうが
色々と見られるのではないかということで、郊外にある大型住宅展示場に
散歩がてら行ってみることにしました。

郊外の大型住宅展示場

調べてみると郊外の住宅展示場には都内とは異なるハウスメーカーもたくさんあることが分かりました。地場で有力な工務店など都内とは毛色が違いましたね。

これも後からわかることですが、建築予定地毎に特色を出してハウスメーカーもモデルハウスを建築しているので建築予定地が決まっているのであれば、建築場所近くのハウスメーカーを訪問したほうが良いと思います。
例えば都内だと郊外よりも建築面積が狭くなる傾向があるので、狭小地に建築した際のモデルハウスが見学できる。だとか。
あとはその地域が建築可能な範囲としている工務店などがあるので、訪問する場所によってはそもそも自身の建築予定地は建築可能エリア外などとなります。

全国に拠点を構える大手ハウスメーカーの場合は、建築エリア外です。ということは発生しないと思いますが、これが極めて重要ですが、住宅展示場を訪問した際に担当された方がそのハウスメーカーで自身を担当する営業担当として内部的に登録されるようです。

ですので、郊外の展示場を訪問してそのハウスメーカーが気に入った。といった場合に
近所の展示場で打合せをすすめる際にも、担当者の方は郊外から訪問してくることになる。
もしくはその担当者が主ではあるが、別の担当者がアサインされることになります。

この場合は以下デメリットがあると考えます。

1.郊外担当者がそのまま担当してくれる場合でも距離が遠いため密に打合せがしづらい
2.近隣の別担当者がアサインされる場合、実際にはその担当者が主ではないためおそらく営業成績への影響が軽減されてしまう。そのため、担当者のモチベーションがあがりづらい

上記より自身の計画に見合った場所にある住宅展示場を訪問すべきと考えます。

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